相談事例

大分市 | 大分相続遺言相談センター - Part 10

大分の方より相続放棄についてのご相談

2022年01月07日

Q:父には結構な額の借金があるようです。今すぐ相続放棄できるものなのか、司法書士の先生に教えていただきたいです。(大分)

司法書士の先生、はじめまして。私は大分にある実家で父と同居している40代女性です。

5年間に母が亡くなったことを受けて大分の実家に戻ってきたのですが、同居しているうちに父が大分の消費者金融から結構な額の借金をしていることに気づきました。

父が亡くなった場合、相続人となるのは私と弟です。将来的なことも考えて厳しく問い質したいところではありますが、父の性格を考えると絶対に口を割ることはないと思います。

つい最近相続を経験した友人の親も借金があったようで、相続放棄をしたという話を聞きました。私も金額のわからない父の借金を弁済することになるくらいなら、相続放棄をしたいと考えています。

司法書士の先生、今すぐにでも相続放棄をすることは可能でしょうか?(大分)

A:お父様の借金について相続放棄ができるのは、相続開始後となります。

ご相談者様のように、将来的に発生するだろう相続でご自身が借金を弁済することが明らかになっている場合、すぐにでも相続放棄をしたいいう気持ちはよくわかります。

しかしながら相続放棄は被相続人の財産を相続する方法のひとつであるため、手続きを行うことができるのは相続開始後となります。よって、お父様の借金について現時点で相続放棄をすることは残念ながらできません。

なお、将来的にお父様の相続が発生した際に相続放棄をする場合、相続開始を知った日から3か月以内に家庭裁判所へその旨の申述を行う必要があります。この期限を過ぎると「単純承認」したものとみなされ、お父様の借金を含めた全財産を相続することになってしまいます。相続放棄の手続きは期限までに必ず完了させるよう、くれぐれも注意しましょう。

今回のケースではお父様の相続人となる方はご相談者様と弟様とのことですので、ご相談者様が相続放棄をすると相続財産は弟様がお一人で承継することになります。場合によっては弟様との仲がこじれる可能性があるため、お父様の借金については前もって話しておいたほうが良いかもしれません。

相続放棄は被相続人に借金などの負債があった場合に選択される方法ではありますが、必ずしも相続放棄をしたほうが良いとは限りません。後になって悔やむことがないよう、相続放棄を検討されている大分ならびに大分近郊の皆様におかれましては、大分相続遺言相談センターの初回無料相談をぜひご活用ください。

大分相続遺言相談センターでは初回無料相談の段階から相続放棄に詳しい司法書士が担当し、お客様のお悩みやお困り事をお伺いしたうえで最善の解決方法をご提案させていただきます。

大分相続遺言相談センターの司法書士・スタッフ一同、大分ならびに大分近郊の皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

大分の方からいただいた相続のご相談

2021年12月01日

Q:司法書士の先生にご相談です。相続財産は法定相続分どおりに分割しなくてはいけないのでしょうか?(大分)

現在、大分に住んでいる60代主婦です。先月、大分市内の病院で闘病中だった兄が亡くなりました。無事に大分にある実家にて葬儀を終え、遺品の整理をしましたが、特に兄は遺言書を残しているようではありませんでした。両親は既に他界しており、兄には奥さんがいますが子供はいません。そのため相続人は、おそらく兄の奥さんと妹の私のふたりです。しかし、兄の奥さんはとても自由な方であまり家にいることがなかったため、兄の面倒は基本的に私が見ていました。現在の相続手続きに関することも奥さんはなにもせず私が行っています。

そこで相続手続きに関して疑問に思うことが一点あります。相続財産は法定相続分どおりに分割しなくてはいけないのでしょうか?相続財産を法定相続分どおりに分割するとなると、何もしていない兄の奥さんに兄の財産が半分以上も持っていかれてしまうということなり、私は納得いきません。ぜひ司法書士の先生に教えていただきたいです。(大分)

 

A:相続人同士が合意していれば、法定相続分どおりに分割する必要はありません。

この度は、大分相続遺言相談センターへお問合せありがとうございます。

法定相続分は法律で定められているものですが、強要するものではなく、あくまで「目安」として扱われます。遺産分割協議を相続人同士で行う際、初めて相続する方がほとんどでしょう。そのためどのように分割すればよいか分からず、また協議で争いが起こらないようにするために、「目安としてこのように分けるといいですよ」と定めたものが法定相続分になります。

法律上規定されている法定相続分は下記のとおりです。

・配偶者
・第一順位:子・孫 (配偶者と子供が相続人の場合…配偶者1/2 、子供1/2
・第二順位:親・祖父母 (配偶者と親・祖父母の場合…配偶者2/3、親・祖父母1/3)
・第三順位:兄弟姉妹 (配偶者と兄弟姉妹の場合…配偶者3/4、兄弟姉妹1/4 

遺産分割協議は相続人全員が合意していれば、基本的には自由に分割方法や内容を決定することができます。
ただし遺産分割協議がまとまらず、遺産分割調停になった場合には、原則として法定相続分を目安として分割することになります。

大分相続遺言相談センターでは落ち着いた雰囲気の中で相続手続きについてご相談できるよう、お客様との丁寧な会話を心がけおります。大分相続遺言相談センターでは相続手続きに関する実績豊富な専門家が、最後までしっかりと対応させていただいております。また、実績豊富な大分トップクラスの専門家と連携し、ワンストップで対応できる環境を整えておりますので、安心してご依頼いただけます。初回のご相談は無料ですので、まずはお電話にてお気軽にお問い合わせください。 大分の皆様、ならびに大分で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのお問合せを、心よりお待ち申し上げます。

大分の方より遺言書についてのご相談

2021年11月02日

Q:司法書士の先生に伺いたいのですが、入院中の父が遺言書を作成することはできるのでしょうか。(大分)

私は大分に住む40代の専業主婦です。大分で相続や遺言書に詳しい司法書士の先生であると聞き、ご相談させていただきました。

私の父は元々会社を経営しており、現在は大分市内の病院に入院しているものの仕事のことばかり気にしています。
そんな父から遺言書を作成したいという相談をされました。
入院中とはいえ元気そうに見えるためまだ考えられませんが、もしも父が亡くなった場合、私と兄が相続人となります。
私と兄は昔から仲がよくないため、相続をめぐって揉め事が起こるのではないかと心配しているようです。

医者からは外出許可はしばらく出せないと言われており、病院で作成するしかないと思うのですが、父が遺言書を作成するにあたってアドバイスをお願いできませんか。(大分)

A:ご本人が自分で書くことができるようであれば、自筆証書遺言の作成がおすすめです。

お父様がご自身で手書きができる状態であれば、自筆証書による遺言書(自筆証書遺言)の作成が可能です。
自筆証書遺言を作成するためにはご自身で遺言の内容と遺言書の作成日、署名等を自署し押印できることが条件となりますが、最も手軽ですぐにでも取り掛かることができます。

また、自筆証書遺言に添付する財産目録はご家族がパソコン等で作成し、お父様の預金通帳のコピーを添付することで、お父様のご負担を軽減することができるでしょう。

もしもお父様がご自身で書くことが難しい場合には「公正証書遺言」を作成することができます。
公正証書遺言とは公証人が遺言者から遺言の内容を聞き取り、遺言書にまとめる遺言書です。
通常は公証役場にて行いますが、病床まで公証人が出向き、作成することも可能です。
公正証書遺言の場合、作成した原本が公証役場にて保管されるため遺言書を紛失する恐れがない、自筆証書遺言の際に必要な家庭裁判所による遺言書の検認手続きが不要というメリットがあります。

※2020年7月10日より自筆証書遺言の保管を法務局に申請することが可能となり、保管された遺言書については家庭裁判所による検認が不要となりました。

なお、公正証書遺言を作成するためには2人以上の証人と公証人の立会いが必要となります。
そのため、日程調整に時間がかかる、費用がかかるという点がデメリットです。
すぐに作成したいという場合には専門家に相談することをおすすめします。

大分相続遺言相談センターは相続手続きの専門家として、大分周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
ご依頼いただいた皆様の相続手続きや遺言書作成について、大分の地域事情に詳しい専門家が親身になってサポートさせていただきます。
まずは初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。
大分相続遺言相談センターのスタッフ一同、大分の皆様、ならびに大分で相続手続きや遺言書作成ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

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